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ハリアー240G初めての試乗 | ハリアー購入体験記 vol3

2005年10月27日【交渉2回目】

仕事中、突然鳴った携帯電話の着信音。確認するとG君からのメールでした。

「ハリアーの試乗車来たけどハイブリットだよ!」との連絡だったので、仕事が終わってから早速営業所へお邪魔しました。

時刻は夕方6時すぎ。トヨペットへ到着すると、NSXのHIDヘッドライトに照らされ綺麗に輝いているホワイトパールの「ハリアーハイブリット」が目に飛び込んできました。ハリアーの実車を真近で見たのは初めてですが、予想よりかなり大きなボディーサイズ。NSXを駐車場へ止めてG君に挨拶もせず、ハリアーハイブリットの周りで怪しい行動をとっていると、店内からG君が出てきました。まずはG君のセールストークを聞き説明を受けます。

「想像していたのより大きいなー。洗車するとき屋根はどうして洗うんだろう?」

などと言いながら今度は車内を色々物色。

「乗ってみる?」と誘われましたが、

「これに乗っちゃうとハイブリットが欲しくなっちゃうよ!」と返事をすると、

「じゃあ、Gネットワークを使うか・・・」

といいながらセールスマンらしいハキハキした口調で何処かへ電話をしています。しばらくすると

「OK取れたから行こう!」

「って何処へ?」

「お客さんのところ!」

「え?マジで?これから?」

G君は以前240Gを購入したお客さんへ電話をしたのです。何でも中学時代の担任?の先生とかで、アルカンターラバージョンではないものの、240Gの4WDで、自分が見積りで要求したフロントカメラやDVDナビなどの装備が全てついているハリアーです。なんでも、こんな時が有ったら試乗車として使うように「教え子」に言ってあったそうです。恐るべしGネットワーク。

トヨペットから車で10分程でお宅へ到着。早速ハリアーをお借りして試乗スタート。まず細い路地はG君が運転して、広い通りに出たところでいよいよ運転交代。いざ乗り込むと、シフトレバーの隣りに見たことないレバーがある。何でも、オーナーさんは足の具合が悪く、左手でブレーキ操作が出来るよう「ブレーキレバー」が付いているのです。ハンドルには、右手だけで操作が出来るようノブも付いていましたが運転に支障ありません。

それにしても初めての車を夜間運転するのは緊張します。しかも他人の車ですからね!ぶつけたら大変。シフトレバーをDレンジに入れてもクラッチが繋がった際の振動の小ささにビックリ!NSXなんてDレンジへ入れて、1速クラッチが繋がるとドカン!と確りブレーキ踏んでないと、動き出しそうなほどの衝撃ですからね。

おっかなビックリブレーキペダルを離しイザ発進!おー動いた。ウゴイタ!1速から2速への変速も凄くなめらか。エンジンの音を聞いていると一般的な遊星ギヤ式のトルコンATだと分かりますが、シフトショックは小さくスムーズ!運転に一生懸命でギヤが何速に入っているのか分からないけど(笑)、NSXと同じ4速ATとは思えない滑らかな変速で驚きました。

ハリアーのファーストインプレッションは、とにかく全ての動きがソフトで滑らか。比較する車がNSXなので、どんな車に乗ってもだいたいソフトで滑らかに感じてしまいますが(笑)、1800キロ近い車重を感じさせない軽いステアリング。相対的にバネ下重量が小さいので乗り心地もよく、路面の段差を超える時も「トントン」という感じで、サスペンションが確り動いていて非常にしっとりしています。NSXでは扁平率35とか40のタイヤを履いていたので、60タイヤの乗り心地は、もー最高!滑るように走る印象です。

ただしブレーキが利き過ぎ。女性でも止まれるように軽くしてあるのだと思いますが、NSXのつもりで踏み込んでしまうとドッカーン!と効いてしまい、走り始めは怖かったです。でも慣れの問題でしょう。

エンジンは踏み初めからトルクフルで、発進と変速がとてもスムーズ。エンジンの振動は、ブレーキを踏みながらDレンジでアイドリングさせていると、やはり4気筒らしさを感じますが、走行中は4気筒ということを忘れてしまうほど滑らかで定速走行中もとても静か。試乗途中、ゼロ発進から4~5%の坂を60キロ位まで加速する場面が有りましたが、遅くはないもののやはりパンチ不足というか、車重に対する非力さを感じます。この程度なら問題ないと思うか、ぜんぜんだめと判断するかは意見が分かれるところですが、私はこの車重だから仕方ないかな?という印象です。常に坂を走る訳ではないし、そもそも速さは求めていません。

さて無事に試乗が終わり、営業所へ戻って2回目の交渉を開始。コーヒーを飲みながら装備の見直しなど、いくつかのオプションの組み合わせで、見積金額を出してもらうのですが、G君なかなか現金での値引きに応じてくれません。意外にドライなのか、本当に値引き幅一杯なのかは見定める必要があります。気が付けば時計は夜9時半。営業所には自分とG君の二人きり。時間も遅いのでこの日は結論を出さず持ち帰ることに。

営業所の戸締りを手伝い、近くのファミレスで遅い夕飯をともにし、交渉を忘れしばし世間話。ハリアーの印象はよかったので、この時点でハリアーの購入をほぼ決めました。もちろんG君には言いませんでしたけどね。

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