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ハリアーのタイヤ交換:ALENZA_225/65R17_102H

ALENZA
Preface

ハリアー2回目のタイヤ交換今回はブリヂストンALENZAを選択

数年前からタイヤのひび割れが気になり、タイヤを変えよう変えようと思いながら先送りになっていた、ハリアーのタイヤを交換しました。今回は、これまで履いていたブリヂストンのデューラー(DUELER)H/L683から、同じブリヂストンのアレンザ(ALENZA)001へ交換。プレミアムSUV専用をうたうアレンザの印象や、デューラーとの違いをインプレッションします。

Chapter01

前回の交換からなんと9年!ひび割れだらけになったハリアーのタイヤ

トレッド面のひび割れ

ハリアーのタイヤを安く交換するための交渉アイテムとして、前回タイヤを交換した際の領収書を引っ張り出したところ、その日付を見て驚きました。お買い上げ日が平成24年4月25日…。なんと前回の交換から9年が経っていました。(汗)それはタイヤも割れますよねっ。(笑)などと笑えないほどハリアーのタイヤはひびが割れて、劣化が進んでいました。

2年前には交換計画を立てていましたが、もうすぐ寒くなってスタッドレスに変えるからいいか…。などと言っているうちに時間が経ち、ひび割れは徐々に酷くなり、さすがにこの状態は危ないのでようやく重い腰をあげて、タイヤを交換することにしました。

サイドウォールのひび割れ

トレッド面もさることながら、サイドウォールも写真のようなありさまで、周方向へ太いひびが何本も見られます。走っていていきなりバーストするようなことはないと思いますが、さすがにこれだけ割れていると高速道路を走るのも怖いです。

Chapter02

デューラー一択で進めていた価格交渉。最終的にアレンザへ寝返った理由とは?

タイヤ交換の様子

前回のタイヤ交換時に3~4軒のカーショップ、タイヤショップを巡って見積もりをもらいましたが、今回は2軒に絞ってタイヤ価格を確認してきました。今回も装着希望はブリヂストンのデューラー。グレードはH/L850。サイズはノーマルサイズの225/65R17_102Hです。デューラーは静かで乗り心地がよく、コンフォートタイヤとして申し分ありませんので、最初からこれ一択で価格を確認しました。

まず出向いたのは地元のカーショップ。ここはスタッドレスタイヤを購入したショップであり、最初から底値を提示してくれます。そこで出てきたデューラーH/L850の価格が11万円。今まで履いていたデューラーは、某ショップにて89,500円で交換したので10万円以内を希望していましたが、オーバーしてしまいました。

帰宅後、ネットを見るとTIREHOODで、デューラーH/L850が工賃込みで99,646円(2020年5月時点)でした。TIREHOODはネットでタイヤを注文して、近くのガソリンスタンドで交換するネット販売で、タイヤ価格に予め交換工賃が含まれています。注文と同時にネットで、交換場所(ガソリンスタンド)と交換日時を選んで予約すると、タイヤがガソリンスタンドへ直送されて、その場でタイヤを交換してもらえる便利なサービス。しかもタイヤはネット価格のため、実店舗とは比較にならないくらい安いので、今回はTIREHOODの利用でほぼ決めていました。

しかしこの価格で交渉したらさらに安くなるかと、淡い期待を抱いて2軒目のショップへ向かいました。そこで提示されたデューラーH/L850の価格は13万円…。やはり一軒目のショップは、安かったんだと実感しました。諦めて帰ろうとしたところ店長さんが一言、「3年前のタイヤになりますが、在庫になっているアレンザで良ければ安くします。」ということで示された価格が11万円。ん~微妙。しかもアレンザは価格が高いので、最初から眼中になくどうしようか迷っていたら、99,800円まで下げるとのこと。あまり購入まで長引かせたくないし、アレンザがこの価格ならいいかと思い、アレンザ001(225/65R17_102H)をハリアーの3世代目タイヤとして購入しました。

Chapter03

ハリアーのホイールに組み込んだアレンザ(ALENZA)001のタイヤデザイン

ハリアーとアレンザ

車に興味がない人にはなかなか理解されませんが、タイヤのデザインは非常に重要です。タイヤのデザインによって車の見た目の印象が変わりますし、特に社外のホイールを付けているオーナーさんにとって、デザインもタイヤを選ぶ重要な要素だと思います。タイヤはホイールに組み込んでエアーを入れないと、特にショルダーやサイドウォールは本来の形状が見えてこないので、アレンザ(ALENZA)001をホイールに組み込んだ状態のデザインを紹介します。

ホイールに組み込んだアレンザ

デューラーのショルダーは、スタッドレスタイヤやオフロードタイヤのような角が立ったショルダー形状をしているのに対して、アレンザはトレッド面からショルダー、サイドウォールにかけてなだらかな丸みを帯びています。ハイトもあるのでエアが入るとタイヤが外側へ丸く膨らんだような形状になります。

ブリヂストンロゴ

サイドウォールのブリヂストンのロゴには細い溝が刻まれているので、光の当たり方によってロゴが浮きだちます。ロゴも大きめです。

ブリヂストンマーク

大きなブリヂストンマークも刻まれており目を引きます。全体的なデザインの印象として、アレンザはプレミアムSUVのためのオンロードタイヤをうたっているだけあって、オフロードっぽさを感じさせず今風なSUVにマッチするデザインだと思います。一方で、デューラーはブランドの歴史が長いこともあって、コンフォートタイヤをうたっているデューラーH/L850でも、4X4時代のオフロードっぽさがデザインに残るのは仕方がないところです。

アウトサイドマーク

交換後にアウトサイド表示の確認を

アレンザは左右非対称タイヤなので、タイヤが車体の外側を向く面と内側を向く面に指定があります。タイヤを交換後、外側の面のサイドウォールに「OUTSIDE」のロゴを確認して下さい。

回転方向の指定(ローテーション)について

アレンザはトレッド面のサイプ(溝)がタイヤの回転方向に対して、左右のタイヤで逆向きになりますが、性能差は無いとされているので、回転方向の指定(ローテーション)はありません。

Summary

タイヤ交換を終えてアレンザの総評

ブリヂストンアレンザ

ハリアーの新車装着タイヤだったミシュランは、あまりにも癖が強く、自分にとっては最悪なタイヤでした。どうしてもその独特のステアリングフィールに我慢ができず、デューラーへ交換したわけですが、交換後始めて運転してタイヤが2転がり、3転がりしただけで、素直なステアリングフィールに驚き、走らせた時の静粛性と滑らかさは、まさに感動レベルでした。

今回のタイヤ交換では、デューラーに対してアレンザがどのくらい勝っているのか、その違いを楽しみにしていましたが、結果的にはデューラーへ交換した時ほどの感動はなく、何かが大きく良くなったという印象はありませんでした。アレンザがグリップ志向のタイヤであることは理解していましたが、コンフォート性能を求めていた私にとって、アレンザは求めていた方向性とは異なるフィーリングでした。

アレンザの評価
静粛性 ★★★★☆

トレッド面のブロックが大きいためか、路面を叩く音を若干感じます。路面が良ければ気になりませんが、路面が荒れてくると音がやや聞こえ出す印象です。

乗り心地 ★★★★☆

デューラーと比べて悪くありませんが、タイヤがつぶれる方向(縦方向)のケース剛性が高いのか、路面の細かな凹凸を拾う印象です。

ステアリングフィール ★★★☆☆

タイヤの直進性が強いのか、ステアリングの切り始めでタイヤとステアリングが喧嘩する感じを受けます。駐車時など極低速時の操舵力がやや重くなったように感じます。

走行性能全般 ★★★★★

スポーツ性能を求めたタイヤだけあって、タイヤのしっかり感(剛性感)を感じます。交差点を曲がっても腰砕けになるような感じはなく、しっかり車を支えている印象です。高速道路や峠道をよく利用して、高い速度域での安定性やステアリングの応答性を求める方にとって、アレンザは最適だと思います。

デューラーとアレンザを乗り比べた感想

乗り心地がよくて音が静かでステアリングも軽いといったコンフォート性能を求めるのであれば、デューラーH/L850。それに対して高い速度域での安定性やステアリングの応答性、ドライグリップを重要視するのであればアレンザ001が最適解であると言えます。

デューラーH/L850とアレンザ001は、全く性格が異なる訳ではなく、おおむね目指している方向に大きな差はないと思います。ただし小さな差の中に味付けが異なる部分があるので、タイヤに何を求めるのかによってタイヤ選びの答えは決まるのだと思います。

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