現在、通勤快速ハリアー号には地デジチューナーとBluetoothレシーバー、2つの外部機器を取り付けています。一方で、ハリアーには外部機器を接続するVTRアダプターが一系統しかありません。一系統しかないVTRアダプターへどのように地デジとBluetoothレシーバーを接続しているのか、その接続方法について紹介します。
地デジとBluetoothレシーバーをVTRアダプターへ接続するには
通勤快速ハリアー号へ設置した外部機器は、地デジチューナーと、写真はiPodが写っていますが現在はBluetoothレシーバーを設置しています。この二つの外部機器をコンソールボックスの脇から出ているVTRアダプターへ接続する必要があります。
最も単純な方法は、テレビを見るときに地デジチューナーとVTRアダプターを接続し、スマホの音楽を聴くときはBluetoothレシーバーとVTRアダプターを接続すればいいのですが、その都度RCA端子を繋ぎ変えていたらとても面倒で、実用的な方法ではありません。そこで次に紹介する分岐ケーブルを使うことで、地デジとBluetoothレシーバーを同時に接続しています。
RCA端子を分岐するケーブルCD-002Wを使用
一系統しかないVTRアダプターへ地デジとBluetoothレシーバーを同時に接続するために、パイオニアのデュアルRCAピンケーブル「CD-002W」を使用しています。私はオーディオに詳しくないので、このケーブルが本来どのような使い方をするものなのか分かりませんが、同時接続の問題を解決するための方法を調べていたところ目にしたので、試しに使ってみることにしました。
CD-002Wの配線方法
配線方法は、VTRアダプターの音声プラグ(赤・白)へCD-002Wを接続します。これで音声の入力端子が見かけ上2系統になるので、分岐後のプラグへ地デジチューナーとBluetoothレシーバー(写真ではiPod)の音声ケーブルを接続しています。地デジチューナーの映像端子(黄)は、VTRアダプターの映像入力(黄)へ直接接続しています。
CD-002W使用後の音質
地デジとBluetoothレシーバー共に、気が付くような音質の変化は感じられず、車内で聴くには十分満足いく音質だと思います。CD-002Wを介した時と、VTRアダプターへ直接接続した時の音質の違いに拘るのであれば、純正オーディオをやめてオーディオシステム本体をアフター品へ交換した方が良いでしょう。
CD-002W使用時の注意点
地デジを見る時にBluetoothレシーバーの電源が入っていると、テレビの音声が著しく小さくなります。逆にBluetoothレシーバーでスマホの音楽を聴くときに、地デジの電源が入っていると、同じように音声が小さくなります。多分、音声の信号が衝突しあっているためだと思いますが、地デジもしくはBluetoothレシーバーを使用するさいは、使用しない機器の電源を切ることで解決できます。
記事のまとめ
二つの外部機器を接続する方法としては、もしかしたら邪道かもしれませんが、結果的に音質の劣化を感じることなく安く簡単に解決できました。これ以上に利便性や音質の向上を目指すのであれば、システム全体の入れ替えを考えなければいけませんが、そこまで音楽に拘っていないので、今回紹介した方法で満足しています。複数の外部機器の取り付けを検討していましたら、参考にしてみて下さい。
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