ハリアーインプレッション

 

トヨタハリアーメーカーオプションのバックガイドモニターとフロント&サイドモニターをインプレッション

 

 ハリアー「アルカンターラバージョン」には「G-BOOK対応DVDボイスナビゲーション付エレクトロマルチビジョン(EMV)」が特別装備されています(2005年12月現在)。このエレクトロマルチビジョン(以下EMV)とはセンターコンソール上部に設置された7インチワイドディスプレイに、DVDナビゲーションの表示をはじめテレビ機能やエアコンの操作、外気温や瞬間燃費、平均燃費、その他車両情報の表示と画面上のタッチパネルにより操作する機能を持ち合わせているシステムです。非常に多くの機能がありますが、このページではその画面を利用した「バックガイドモニター」と「フロント&サイドモニター」の機能を紹介しようと思います。

 

【バックガイドモニター】

実際に駐車してみましょう!

 駐車場で空いているスペースを見つけると、反対側へ大きく車を振ると思いますが、その状態が右の画面。止まっている車がないので大きく振りすぎましたが、ギヤをバックギヤへ入れると自動的にバックガイドモニターへ切り替わります。ちなみに後ほど紹介するサイドモニターも切り替えボタンを押すことで表示させることが出来ます。

緑の線は、その状態で真っ直ぐ後退した際の車幅の延長線黄色い線は、ハンドルを今の状態で後退した際の予測進路です。ハンドルを左右に回すと、この黄色の枠も左右に動きます。手前の赤い線は、予測進路上50センチ後方の位置を表しています。

 写真のまま後退すると車の左側が、駐車スペースの白線の枠内に収まらないので、ハンドルをもっと右にきる必要がありますね。

 

後退中!

 上の状態から後退してみます。車が横の白線と平行になった位置でハンドルを直進状態へ戻すと、緑の車幅の延長線は消えます。ハンドルを真っ直ぐにしているので、予測進路を表す黄色い枠が車幅を表しています。チョッと左に寄っています。(^^ゞ

 

駐車完了!

 さらに後退しました。赤い線と駐車スペースの白線が重なっています。リヤバンパーから白線まで50センチほどの位置まで後退したことになります。
 このとき注意することは、赤い線の位置。この場合後ろに車がないので問題ありませんが、車高が高い車が止まっている場合(トラックやSUVなど)、赤い線がアスファルト上にあっても、後に止まっている車のバンパー下などに潜っていると実際の距離はもっと近いということです。そのことをよく理解していないと、ぶつかっちゃいますよ。

 

【サイドモニター】

駐車スペースから左へ出ます!

 続いて駐車スペースから左方向へ出てみたいと思います。このときに便利なのが「サイドモニター」です。左のドアミラーに内蔵されたカメラで、直接見ることが出来ない左前輪周辺の安全を確認することが出来ます。
 ハンドルにある画面の切り替えボタンでサイドカメラの画像を表示させます。ちなみに自分は停車時にサイドカメラの画像が表示するよう設定してあります。ちなみに次に紹介する「フロントカメラ」の画像を表示させることも出来ます。初期設定では、切り替えボタンを押さないとカメラの画面に切り替わりません。
 画面上、白線の上に緑の線が重なっています。この線はドアミラーを含んだ車幅を表し、ボディーとの平行線です。


停車したままハンドルを左へきってみます!

 停車したままハンドルを左へきってみます。すると緑の線と、黄色の線が出ました。緑の線は、ハンドルを左一杯まできった時の進路。最も小回りしたときの予測進路です。黄色い線は、今のハンドルの切れ角のまま前進した際の予測進路です。「バックガイドモニター」同様ハンドルを左へ回すと、この黄色い線も左へ傾き、一杯まできったときに緑の線と重なります。
 今の状態で前進したら、左に車が停めてあれば当然ぶつかってしまいますね。

 

まずは真っ直ぐ前進!

 では車を出して見たいと思います。まずはゆっくり前進します。画面に気を取られていると左右の安全がおろそかになるので注意です!
 前進すると緑の最小予測進路の線が、左隣の駐車スペースの白枠を超えました。この状態で左に一杯までハンドルを切っても左側の車や障害物に接触することはないと予想できます。なのでこの状態で左一杯までハンドルをきります。

 

【フロントモニター】

行けるかな?行けないかな?

 ハンドルを左へ一杯へきって前進します。するとこういう場面よくありませんか?バンパーが当たるか当たらないか、すごく微妙な状況。ハリアーもノーズが落ちているので、あとどの程度距離があるのか掴みにくいボディー形状です。そんな状況で役に立つのが「フロントモニター」です。

 

行けそうです!

 上の状況でフロントカメラの画像へ切り替えました。画面上の緑の線が・・・え?もう説明しなくても分かりますか?でも一応しますと(^^ゞ 緑の線は、ハンドルを左一杯まできった時の進路。最も小回りしたときの予測進路です。黄色い線は、今のハンドルの切れ角のまま前進した際の予測進路です(何処か文章と同じだ・・・) 。前方の駐車スペースに車が停まっていてもだいぶ余裕がある状態で曲がりきれそうです。

 その他、フロントカメラの使い方としては、発進時の安全確認です。小さい子供などが車の前でしゃがんでいたら運転席からは見えませんので、発進時にはカメラで確認したいものです。

 

【バック・サイド・フロント各モニターを使用してみて】

 簡単では有りますが各モニターの役割や便利さなどご理解頂けましたか?「アルカンターラバージョン」ではバックモニターは特別装備として標準で付いていますが、「フロント&サイドモニター」はメーカーオプションで装備に加えたものです。当初はなんとなく付いていると面白そうだから。という気持ち半分で装備に加えましたが、いざ使用してみるとなかなか便利なものです。使用してみた感想をまとめると、

 

良い点・便利な点

・直接見えない場所が見える

なんといっても見えない場所の安全確認が出来る。これに尽きるでしょう。特に後退時、直視では車から少し離れた場所しか見ることが出来ず、後ろの真下は全く見えないので、障害物などの有無が確認できる事は非常に便利です。

・接触の可能性の判断がすぐ出来る

全てのモニター共通して車幅が表示されるのでこのまま進めるのか、進めないのか。接触するかしないかの判断が容易に出来ます。特にフロントモニターは駐車場を出るときには大助かりです。

 

悪い点・不便な点

・夜間の視認性

夜こそ威力を発揮してもらいたいバックモニターですが、周囲が暗いと残念ながらあまり役に立ちません。特に雨の日はレンズに水滴が付いたり、路面が濡れていると真っ暗・・・。この辺をもう少し改善して欲しいです。ホンダの赤外線カメラみたいなのが有ればいいですね。

・減速しないとカメラの画像に切り替わらない

これは困った問題です。カメラの画像ばかりに目が行かないようにする配慮だと思いますが、例えば道路左側に路駐している車があって避けなければならない状況で、カメラ切り替え用のスイッチを押しても、本当に停車する間際まで減速しないとサイドカメラに切り替わりません。そこまで減速しなくても行ける。でもカメラで車までの間隔を見たいという場面はよく遭遇します。しかし実際にそういった場面に遭遇しても殆ど役に立ちません。日産で同じような「サイドブラインドモニター」のテレビCMを以前していましたが、トヨタ車はあの速度では画面表示しませんね(日産車の具体的な切り替え車速は知りませんが)。もう少し高い速度で表示するようにして欲しいです。

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