カスタマイズメンテナンス

ハリアーバッテリー交換

ハリアーバッテリー交換

ハリアーも購入後6年が経ちました。7年目を迎えるにあたり、色々とメンテナンスや部品交換が必要なタイミングとなりましたが、そのうちの一つがバッテリー。バッテリーのインジケータ(点検窓)を覗いても良好状態で、まだ特段交換を急がなければならないような症状は出ていませんが、 ある日突然逝ってしまうのがバッテリートラブルの怖いところ。自宅で動かなくなるのであれば、まだいいのですが、出先でエンジンが掛からなくなったら一大事です。 トラブルを心配しながら乗り続けても仕方がないので、気温が下がりエンジンスターターを多用する冬を前に、バッテリーを交換することにしました。

今回選んだバッテリーは、パナソニックのカオス(CAOS)。特にメーカーに拘りはありませんが、パナソニックは長年自動車用バッテリーを手掛けてきた信頼できるメーカーです。そして何よりこのカオスは、ハリアーにも採用されている充電制御に対応しているバッテリーなのでハリアーへ使用するバッテリーとして相性も良さそうです。

また今回交換するバッテリーは通販で購入しました。購入したサイズ95D23L(現在は100D23L/C5 へ容量アップしています。)は量販店では3万円弱しますが、通販だと送料込みで半額以下。1万3千円しませんでした。 ですからバッテリーの取り扱い知識がある方でしたら絶対に通販で購入した方がお得ですよ!それでは交換作業に移りましょう。

純正バッテリー取り外し

ジーエス・ユアサ純正バッテリー

新車購入以来6年間お世話になった純正バッテリー。
トラブルなく快調そのものですが、突然のトラブルにそなえ交換します。
メーカーはジーエス・ユアサ。
ちなみに以前乗っていたNSXではジーエス・ユアサを使っていました。

ハリアーバッテリーサイズ

これまで使用していたハリアーの純正バッテリーサイズは55D23L。
これは240Gのバッテリーサイズになりますので、
300G、350G、ハイブリッド車については現車で確認して下さい。

バッテリー固定ブラケットの取り外し

バッテリーブラケット固定ナット

まずバッテリーを固定しているブラケットを取り外します。
ブラケットは2ヶ所で固定されていますが、
上の写真、二面幅10mmのナットは緩めるだけでOK。完全に取り外す必要はありません。
ソケットレンチとラチェットがあると便利です。

バッテリーブラケット固定ボルト

つづいて手前側のボディーへ固定されている二面幅10mmのボルトを外します。
こちらは完全に取り外します。

バッテリーケーブルの取り外し

マイナスケーブル取り外し

ブラケットが外れたら、次にバッテリーのマイナス端子へ繋がっているケーブルを取り外します。
理由は別途説明しますが、必ずマイナス端子から外します。【重要】
これは安全のため必ず守らなければならないルールです。
そしてこの記事を作成中に気が付きましたが・・・
安全のため、マイナス端子を外してからブラケットを外した方がいいかも・・・

プラス端子カバー取り外し

マイナスケーブルが外れたら、次にプラス端子にか被せてあるカバーを取り外します。
下に指を入れて軽く手前に引きながら上げると外れます。

プラス端子カバー取り外し

カバーが外れたらプラス端子に繋がっているケーブルを外します。
くどいようですが、マイナスケーブルが外れている事を確認しましょう。
できればマイナス端子にウエスなどを被せ、絶縁しておけば安全です。

バッテリー取り外し

ケーブルが外れたらバッテリーを取り出します。
純正バッテリーには取っ手や指を掛ける場所がないので、
少し傾けてバッテリーの下に指を入れるか、横から両手でバッテリーを確り挟み込むなりして、
落とさないように慎重にバッテリーを取り出して下さい。
取り出したバッテリーを確認しましたが、
プラス端子直ぐ下のセルのバッテリー液が若干減ったかな?という程度で、
全体的にバッテリー液が減っている様子はなく健康なようです。
6年間ご苦労さまでした。

バッテリートレー

バッテリーを取り出したので周辺を水拭きしていると、
バッテリーが乗っていたトレーが動くので持ち上げてみると、
裏にケーブルが繋がっている・・・

バッテリートレー裏の様子

繋がっていたケーブルを抜き、バッテリートレーを取り出しました。
解説書を確認するとバッテリー温度センサーなるものがあったので、
これが温度センサーなのかな?
バッテリー温度の違いによりどのような制御を行うのかは・・・不明です。

バッテリーターミナルの清掃

プラスターミナル清掃前

ターミナルに汚れが付着しているようでしたら、から拭きして汚れを落とします。
白い粉状の結晶が付いていたら硫酸塩(サルフェーション)なので、バッテリーの状態がよくなかったと思われます。
上の写真はプラスターミナルですが特に異常は無いようです。

プラスターミナル清掃後

しかし外したついでに軽くメンテナンス。
ターミナルの内側、バッテリーの端子へ接触する面を紙やすりで軽くこすりました。
ターミナルは銅で出来ているので、磨いた面は銅の色が出てきています。
但し磨きすぎに注意。軽く汚れを落とす程度で十分です。

カオスバッテリー取り付け

パナソニックカオスバッテリー取り付け

それでは新品バッテリーの取り付け作業に入ります。
カオスバッテリーには、取っ手が付いているので純正バッテリーに比べ搭載作業は楽です。
赤いキャップが被せてあるプラス端子が向かって左側になるよう、
慎重にバッテリー受けの中央に乗せます。

取っ手取り外し

バッテリーを乗せたら、取っ手を取り外します。
詳しくはバッテリーの取扱説明書に記載がありますが、
上の写真の位置を手のひらで下方向に押すと外れます。チョッとコツがいるかな?
まぁ、付いたままでも問題ないと思いますが・・・

プラスターミナル取り付け

取っ手が外れたらターミナルの取り付け作業に移りますが、
まず最初にプラスのターミナルから取り付けます。【重要】
またバッテリーと同時に購入したLifeWINK(現在はバッテリーとセット販売)のプラス端子も同時に取り付けます。
LifeWINKの端子はもう少し綺麗に取り付けたかったなぁ〜。チョッと見た目が良くないですね。(笑)
ターミナルの締め付けナットは銅製でやわらかいので、締めすぎに注意です。
締め付けが強いとネジが切れますよ。
プラスターミナルを取り付けたら絶縁キャップを被せて下さい。

マイナスターミナル取り付け

続いてマイナスターミナルの取り付け。
プラスターミナル同様、LifeWINKの端子と共締めします。
こちらは端子に被せるキャップがないので見た目良くケーブルを引き出せます。
ターミナルをマイナス端子へ取り付ける際に軽く火花が飛びますが大丈夫です。

LifeWINK取り付け

今となっては記憶があいまいですが・・・
LifeWINKはバッテリー取り付け直後、一番右側のLEDが点灯しっぱなし、もしくは点滅していたと思います。
LifeWINK裏にはLifeWINKを固定する両面テープが貼ってありますが、
この時点では固定せずバッテリーを固定するブラケットを取り付けた後に貼り付けた方が良いでしょう。

パナソニックカオスバッテリー固定

最後にバッテリーを固定するブラケットを取り付けます。
ブラケット取り付け後、バッテリーをゆすってみて動かなければOK。
但し平らなトレーの上に、上から押さえているだけなので多少は動きます。
最後にLifeWINKを貼り付けて固定すれば作業終了となります。

パナソニックライフウィンク(LifeWINK)概要説明

バッテリー交換に伴い同時に購入(現在はバッテリーとセット販売)したのが、パナソニックのカーバッテリー寿命判定ユニットLifeWINK。どの程度正確にバッテリーの状態や寿命を表示するのか分かりませんが、バッテリーの状態をより分かりやすく表示するアイテムなら試してみようか?と思い、バッテリー交換の際に取り付けました。

LifeWINKの概要

ではこのLifeWINKがどのような商品かというと、(以下商品パッケージ背面の商品説明を引用)

エンジン始動時の電圧変動を2段階で測定、バッテリー新品時の特性を基準として記憶し、比較する事で劣化を判定する為、車種にマッチングした、より高精度な判定が可能。

との記載があります。用は新品時のバッテリーの始動性能を記憶し、そのデータを基準にバッテリーの始動性能や寿命を判定しているようです。その為か、使用条件として、新品バッテリーど同時に取り付ける旨の注意書きがあります。現在使用中のバッテリーには使用出来ないようです。またハイブリット車、アイドリングストップ車、ディーゼル車も使用不可のようです。

LifeWINK作動動画

LifeWINK取り付け後、作動している様子を撮影してみました(画質が悪くすみません)。エンジンの始動性能をLEDによる5段階表示することで、バッテリーの状態が確認できます。またその他にも、車両の充電系統に異常があったり、充電不足が起こるとその旨を知らせるLEDインジケータが点滅します。

使用済みバッテリーの廃棄方法

バッテリーをDIYで交換するにあたり面倒なのが、これまで使用していたバッテリーの廃棄方法だと思います。今回バッテリーを購入した楽天ショップ激安カー用品 WEBいち店では、バッテリー交換後、廃棄するバッテリーを宅配便で送ると無料で引き取ってくれるサービスを行っています(送料は元払い)。 また近くのカーショップ、ガソリンスタンド、整備工場などへ持ち込めば引き取ってもらえると思います。この場合、有料となる可能性もありますので事前に確認した方が良いでしょう。仮に有料でもバッテリーの購入金額が十分安いので、 DIYで交換した方がお得なはずです。ちなみに自分の場合は、トヨペットへ持ち込んで処分してもらいました。特に処分費用は請求されず無料でしたが、処分費用は一律ではないと思いますので、事前に確認して下さい。 普段からディーラーでオイル交換したり、顔を見せたり、日頃から付き合いがあるとこんな場合、助かりますね。

ハリアー購入後6年にして、初めてバッテリーを交換した訳ですが、これでバッテリートラブルが起こる可能性は抑えられるので、普段乗っていて安心感が違います。カーショップやディーラーで交換すると非常に高額となりますが、自分で交換したことにより安くすみ、満足いくメンテナンスとなりました。

作業難易度
★☆☆☆☆

ターミナルを取り外す順番、取り付ける順番さえ気を付ければ、難しい作業や面倒な作業もありませんので、作業の難易度としては低いと思います。くれぐれもバッテリーを落としたり、横に倒したりしないよう気を付けて下さい。

作業時間
20分

取り外す部品点数は少なく、また取り外しにコツは必要なく簡単に取り外せるので、短時間で作業が終わると思います。バッテリーを取り外すと、いくつか初期設定を行う必要がありますが、こちらも短時間で終わります。

バッテリー交換後
初期設定が必要です

バッテリー交換を行うと、作動しなくなる機能がありますので、バッテリー交換後に初期設定を行わなければなりません。と言ってもとても簡単です。

まず一つ目はパワーウィンドウ。パワーウィンドウのスイッチを強く押したり、引いたりするとスイッチ操作をしなくても自動で開け閉めできますが、バッテリー交換を行うとこの機能が使えなくなります。また運転席のスイッチで各窓の操作も出来なくなります。 この復帰方法は、各ドアのパワーウィンドウスイッチで行うのですが、まず半分くらい窓を開けます。次にスイッチを引き上げ窓を閉めますが、窓が閉まりきった後、2秒程スイッチを引き上げたままにします。ただこれだけです。

次にパワーバックドア。バックドアも運転席のスイッチやリモコンでの開け閉めが出来なくなります。初期設定の方法は、まず手動でバックドアを開けます。次に手動で閉めます。これで終わり。 バックドアが閉まるときに、クローサーが働いてドアをギュッと引き込みますが、このクローサーが作動することでスイッチ操作が復帰します。

あとサンルーフも初期設定が必要なようですが、通勤快速ハリアー号にはサンルーフが無いので良く分かりません。時計はカーナビの時刻を読み込んで、自動で時刻を合わせてくれます(カーナビ未装着の場合は分かりません)。 カーナビ関連は目的地やルートを登録しておかなかったので、消去するか分かりませんが、音声案内などの設定内容は消えませんでした。自宅の登録場所も消えなかったので、カーナビの情報は消えないのかな? フロントカメラやバックカメラの予測進路表示も初期設定が必要でしたが、少し走れば自動で初期設定が行われてしまいます。

取り外しはマイナス(-)から
取り付けはプラス(+)から

バッテリー交換で注意すべき基本的な作業手順としてターミナルの取り外しと、取り付けの順番は気を付けなければなりません。必ず外す際はマイナスから。取り付ける際はプラスから作業を進めます。

自動車のボディーにはマイナスの電気が流れています。その状態でバッテリーのプラス端子を取り外そうとして万が一、ネジを回した勢いでプラス端子へ触れている工具が、周辺の金属部分へ触れたらショートしてしまいます。
その危険性を取り除くために、最初にマイナス端子を外します。マイナス端子を外している工具がボディーに触れても、同じマイナスなのでショートしませんね。マイナス端子が外れれば、ボディーにはマイナスの電気は流れていないので、 仮にプラス端子を外している工具がボディーに触れてもショートしません。

仮にショートしたらどうなるか・・・。爆発音とともにかなり盛大な火花が出ます^^; 一度見たことがありますが・・・かなり危険です。ですからくれぐれもターミナルの取り外しには注意して下さい。