カスタマイズメンテナンス

VTRアダプター取り付け

今回は、VTRアダプターの取り付け作業を紹介します。VTRアダプターってなに?という方も居るかと思いますが、メーカーオプションの純正ナビには、通常ビデオ入力の機能がないので、地デジチューナーやiPod、iPhoneなどの外部機器を接続することが出来ません。 しかし「VTRアダプター」というものを追加することで、これらの外部機器が接続できるようになり、EMVの画面で地デジの映像を見ることが出来るようになったり、iPod、iPhoneに保存した音楽を、純正オーディオのスピーカーで聴けるようになります。

ハリアーにVTRアダプターを取り付けた当初の理由は、iPodに取り込んだ音楽をハリアーで楽しむことでした。 iPodを車内で聴くには主に2つの方法があり、1つは「FMトランスミッター」を使用し、FMラジオを通じて音楽を聞く方法。 そしてもう一つは、純正オーディオのビデオ入力へ有線接続して、iPodの音楽を楽しむ方法です。

iPodを接続するにあたり、様々なサイトや掲示板を拝見したところ、FMトランスミッターでは、ノイズが入ったり音が小さくなる。 また音質自体も良くないという報告が数多くあったので、自分はハリアーのビデオ入力を利用した、有線による接続で、iPodを楽しむことにしました。 また現在は、地デジチューナーも接続しており、iPodと地デジ、両方を楽しめるよう接続してあります。

このページは2006年9月に公開致しましたが、現状に合わせた内容の修正、
及び公開内容の更なる充実を図るために、2014年8月に大幅リニューアル致しました。
従いまして、現在の車両状態を元に説明を行っていますので、ご了承下さい。

iPod・iPhoneでの動画視聴や、地デジチューナーの取り付け予定の方はご注意下さい。

今回ご紹介するVTRアダプターを取り付けることにより、iPodやiPhone、地デジチューナーを純正オーディオへ接続することができるようになります。 しかし走行中は、テレビ映像が画面に映らないように、VTRアダプターからの映像も走行中は映りません。 走行中に映像を楽しむには、別途改造が必要になりますので、下記ページを参考にして下さい。。

ハリアーへ取り付けるVTRアダプターの紹介

VTRアダプター

今回購入したVTRアダプターは、トヨタ純正のディーラーオプション品ではなく社外品になります。楽天ショップ 『通信プラザ』 で購入したVTRアダプターで型番は、ADP-10です。 購入した2006年当時は、ケーブル長1mのADP-10しか無かったので、 延長ケーブルを別途購入し、運転席シート下までケーブルを伸ばしましたが、現在ではケーブル長2mのADP-10-2 が販売されているので、こちらを購入すればケーブルを延長することなく、運転席シート下までケーブルをはわせることが出来そうです。

またこちらのVTRアダプターは、ご覧の通りオーディオ機器で一般的に使われているRCA端子が使われています。トヨタ純正オプション品は、音声の端子がイヤホンなどに使われているミニプラグなので、 拡張性を考えると、RCA端子のVTRアダプターを選んだ方が良いと思います。

購入したK's SystemのVTRアダプターは、端子の金属部に金メッキが施されており、またコンポジット映像用のケーブル(黄色いコネクタのケーブル)は音声ケーブルに比べ、太いケーブルが使われていて意外と(失礼!)凝った作りです。 購入後8年経ちましたが、品質に問題も無く、それでいて値段も安く購入出来たので、お勧めできるVTRアダプターです。

その他に購入したもの

iPod nano

ハリアーで使用するために、フラッシュメモリーを搭載したiPod_nanoを購入しました。iPod_nanoは、薄くて軽く、また駆動部分がないので、振動が発生する車内での使用に適していると考え購入しました。今思えば、この当時のiPodはホイールで操作するので、手元を見る必要が無く、操作性に優れていました。

RCA延長ケーブル

当時購入したVTRアダプターADP-10は、ケーブル長が1mしかなかったので、リヤシートの背部にあるTVチューナーから、運転席シート下までケーブルが届きませんでした。そこでソニー製のRCA延長ケーブル『VMC-620S』を購入し、ケーブルを延長しました。 現在は、ケーブル長2mのVTRアダプターADP-10-2が販売されているので、そちらを購入すれば、延長の必要は無いでしょう。

B-AUDIO 【CAR AUDIO CABLE for iPod】

iPodとVTRアダプタを接続するケーブルです。iPodとの接続はDockコネクタ。車両側の接続は、RCA端子での接続ですが、ミニピンプラグの変換ケーブルも付属しているので、どちらでも接続可能です。トヨタ純正のVTRアダプタでも使用できますね!またiPodを再生しながら、シガーライターからiPodの充電も出来る優れものです。現在は、残念ながら販売が終了しているようです。

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VTRアダプター取り付け作業手順

VTRアダプターは、ハリアーの純正アナログテレビチューナーへ取り付けます。 アナログテレビチューナーには、純正オプション品のVTRアダプターを取り付けるコネクタが、もともとあるので、そのコネクタへ購入したVTRアダプターを差し込むだけです。

そのアナログテレビチューナーですが、ナビの種類によってテレビチューナーが設置されている場所が違うようです。通勤快速ハリアー号は、マイナーチェンジ前のDVDナビなので、 ラゲッジルームのデッキアンダートレイの奥と言いますか、リヤシートの後方、ちょうど真ん中の席の、お尻の下あたりにアナログテレビチューナーが設置されています。 マイナーチェンジ後のHDDナビになると、設置場所が違う様なので、実車にて確認して下さい。

荷物の取り出しと、ラゲッジトノカバーの取り外し

荷物の取り出しと、ラゲッジトノカバーの取り外し

それでは、作業方法の説明に入ります。
まずラゲッジルームへ入って作業するので、
ラゲッジルーム内の荷物を全て取り出しました。
また、トノカバーも外した方が作業を進めやすいと思います。
まぁ、作業自体、難しい事は無いので、この作業記録を最後まで見て頂いて、
ご自身のやり易い作業方法で進めて頂いてよろしいかと思います。

リヤシートの背もたれをお起こします

リヤシートの背もたれをお起こします

次に作業がしやすいように、リヤシートを前方へスライドさせた後、
背もたれを垂直から、やや前方へ倒す程度に起こして下さい。
全て倒してしまうと、シートの座面が後方へ移動してしまい、
逆に作業がやりにくくなるので、ほぼ垂直程度で大丈夫です。

デッキアンダートレイのカーペット取り外し

デッキアンダートレイのカーペット取り外し

どのように言葉で表現したらいいのか、分かりませんが、^^;
上の写真のようにリヤシートに近い部分のカーペットをめくり上げます。
ホイールハウスの脇の部分は、マジックテープで固定されているだけなので簡単に剥がせます。
カーペットはボードと一体になっていて、クリップで固定されているので、
隙間に指を入れて、ボードごと引っ張り上げれば、写真のような感じで、めくり上げる事が出来ます。

アナログテレビチューナーの取り付け位置確認

アナログテレビチューナーの取り付け位置確認

ボードをめくり上げ、黒い塗装が施されている部材が見えたら、
中にテレビチューナーが取り付けられているか丸穴から確認して下さい。
車両の中央、ちょうどアームレスト後方付近にあるはずです。
ケースに「MATUSHITA」の文字が刻印してあるので分かると思います。
サイズ的には、1DINサイズ程度の大きさです。

車内カーペットを固定しているクリップの取り外し

車内カーペットを固定しているクリップの取り外し

アナログテレビチューナーが確認できたら、
カーペットを固定しているクリップ4ヶ所を抜き取ります。
ちょうど、アームレストの真後ろの部分になります。
写真を見て分かるように、2枚のカーペットを一緒に固定していて、
上の布素材がリヤシート背面素材。
その下のやや厚い布は、車内のカーペットです。

エーモンの内装はがし

クリップの取り外しは、写真のような内装はがしがあると便利です。
ちなみに私は、エーモンの内張はがし S 1425を使用しています。
ポリカーボネート製で、パネル類をこじっても傷を付けにくく、一本有ると何かと便利です。
高いものではないので、内装の取り外しをするのであれば、傷をつける前にぜひ購入して下さい。

カーペット固定クリップ

取り外したクリップになります。4ヶ全て同じものです。
写真をご覧頂くと分かるように、クリップは一度外すと爪がボロボロになるので、
何度も付けたり外したりを繰り返すと固定力が弱まるので注意して下さい。

VTRアダプターを取り付けます

VTRアダプターを取り付けます

外すものは、外しきったので、いよいよVTRアダプターを取り付けます。
アナログテレビチューナーのコネクタ挿入位置は、死角で直接見えませんが、
写真のような挿入方向になります。爪の位置を下に向けて挿入します。

VTRアダプターを通す切れ込み

アナログテレビチューナーと室内の間には、室内に敷いてあるカーペットが空間を仕切っていますが、
ここを通せと言わんばかりにカーペットに切れ込みが入っているので、
その切れ込みを利用してケーブルを通します。

VTRアダプターコネクタ取り付け
VTRアダプター取り付け位置

それではいよいよ、VTRアダプターのコネクタをアナログテレビチューナーへ差し込みます。
カーペットの下から手を入れると、チューナーへアクセス出来ます。
アナログチューナー側のコネクタ位置は、死角になっていますが、車両の前方側にあるので、
触った感触でコネクタの位置が確認できたら、カチッと爪がかみ合うまで差し込んで下さい。

VTRアダプターのケーブルをはわせて終了です

VTRアダプターのケーブルをはわせて終了です

最後にVTRアダプターのケーブルを、必要な場所まではわせて終了となります。
通勤快速ハリアー号は、運転席シート下までVTRアダプターのケーブルを延ばし、
そこに地デジチューナーを設置しています。
ケーブルもカーペットの下を通さず、フロアマットの下を通しているだけです。
本当はカーペットの下を通して、車内から見えないようにしたいところですが、
そこまでやるには、リヤシートを外すなど、大掛かりな作業になるので、
今のところ計画はしていません。

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VTRアダプターの接続確認

VTRアダプターが接続できたら、純正オーディオが正しく認識しているか確認してみましょう。確認と言っても、とても簡単。オーディオのソースをTVにして、EMVの画面を確認するだけです。

VTRアダプター取り付け前のTV画面

VTRアダプター取り付け前のTV画面

こちらは、VTRアダプター取り付け前のTV画面です。
現在、アナログ放送は停波しているので、オーディオのソースをTVにすると、
ご覧の通り砂嵐状態になります。
でも、そこはひとまず置いといて、^^;
画面上の「設定」ボタンの下が空いていますね。
その部分に注目して下さい。

VTRアダプター取り付け後のTV画面

VTRアダプター取り付け後のTV画面

こちらが、VTRアダプター取り付け後のTV画面になります。
VTRアダプター取り付け前には、何も無かった「設定」ボタンの下に、
「VIDEO」のボタンが追加されましたね!
これでVTRアダプターが正しく取り付けられて、認識されていることが確認できました。
この「VIDEO」ボタンは、VTRアダプターをアナログテレビチューナーへ差し込むだけで表示されるようになります。
後は、iPodやiPhone、地デジチューナーなどの外部機器を接続し、画面上の「VIDEO」ボタンをタップすれば、
外部機器の音声や映像がEMVに表示されます。

ちなみに通勤快速ハリアー号は、現在、地デジチューナーを取り付けてあるので、
画面の「VIDEO」ボタンをタップすると・・・

VTRアダプターで地デジ放送の受信

ご覧の通り、地上デジタル放送が映ります。
入力ソースが外部入力へ切り替わると、画面上の「VIDEO」ボタンが緑色に変わります。

また外部入力のままオーディオの電源を切っても、
再び電源を入れ、ソースをTVに切り替えると、外部入力のままになっています。
例えば地デジチューナーを取り付けた場合、
一度、外部入力へ切り替えてしまえば、
オーディオのソースを「TV」にすると、常に地デジ放送が表示されることになります。

最後に、VTRアダプターへ地デジチューナーを取り付ける際の注意点があります。
アナログテレビは、走行中にテレビ映像を画面に表示させることが出来ませんが、
VTRアダプターからの映像も、そのままでは画面に表示させることが出来ません。
すなわち、VTRアダプターを接続し、地デジチューナーを取り付けても
走行中に地上デジタル放送を見ることが出来ません。

走行中に地デジ放送を見るには、別途改造が必要になりますので、
下記ページを参考にして下さい。

ハリアーへのVTRアダプター取り付け作業は、以上となります。流れをイメージすることが出来たでしょうか?作業自体は難しいものではないので、DIYで楽しみながら出来る作業だと思います。 自分のようにハリアーにiPodやiPhoneを繋げて音楽を楽しみたい方や、地デジチューナーを取り付けたい方。 あとは、外出先で子供を撮影した映像や画像を、その場でEMVの画面を使って確認するのもアリですね!楽しみ方、使い方は人それぞれですし、新たな車の楽しみ方も広がりますよ!

作業難易度
★☆☆☆☆

取り外す部品は殆どなく、専門的な知識や技術がなくても、DIYとして簡単に楽しめる作業です。同じ作業をディーラーへ依頼すると、すぐに数千円という工賃が掛かるので、それを考えると、自ら作業を行った方が断然安上がりです。

作業時間
15〜20分

VTRアダプターを取り付ける作業自体は、それほど時間は掛かりません。但しVTRアダプターの配線を引き回す場所や丁寧さによっては、作業に時間が掛かるかもしれません。この辺りは、あなたのこだわり次第?かと思います。

必要工具
内装はがし

作業にあたり必ず必要な工具はありませんが、内装はがしがあると、とても便利で簡単に作業が出来ます。特にシート背面の生地を固定しているクリップを外す際に、内装はがしがあると指を痛めることもなく、簡単に作業ができます。 ちなみに私が使用している内装はがしは、エーモンの内張はがし S 1425です。 ポリカーボネート製なので内装パーツに傷が付き難く、内装を固定しているクリップを簡単に外すことができます。値段も安いのでDIY派の方は1本あると何かと便利です。