カスタマイズ&メンテナンス

走行中テレビ視聴化

VTRアダプター取り付け以来、第2弾目の改造らしい改造です。純正オーディオの設定では走行中にテレビ映像を見ることは出来ません。また車内でDVDを楽しもうと、せっかくVTRアダプターを取り付けても走行中、映像を映し出すことは出来ません。これではVTRアダプターを取り付けた意味がありませんので、今回はこれらの機能をキャンセルし、走行中にEMVの画面にテレビ画像や、VTRアダプターへ接続した外部機器の映像を映すためのカスタマイズに挑戦します。

走行中テレビ視聴やDVDの映像をEMVで見る

同じような改造は他のオーナーさんのHPでも紹介されていますが、しきりに強調されているのが「同乗者が楽しむため」ということ。もちろん運転者は運転に集中しなければいけませんが、テレビの映像を映すこと自体は違法改造ではありませんので、車検が通らないことはありません。また道路交通法第71条では「当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと」とあります。そう、注視なんです。あいまいな表現ですが、禁止としてしまうとナビも見てはいけないことになりますし、そもそもEMVの操作はタッチパネルなので、見ないことには操作出来ない・・・。まぁ解釈は色々ありますが、くれぐれも前方不注意にはご注意下さい。

走行中テレビ画像を表示させるための条件

簡単にテレビ画面が消える条件をおさらいしてみます。まずエンジンを掛けTVを表示させます。ATのセレクトレーバー「D」レンジにします。この状態ではテレビ画面を表示しているはずです。次にパーキングブレーキを解除します。するとテレビ画面が消えますね。また、パーキングブレーキをメーターパネル内の表示灯が点灯する程度に軽く踏みながら(パーキングブレーキを軽く掛けた状態で)走行を始めても画面が切り替わります。テレビを常時表示させるには、この2点の信号を止めてしまえばいい訳です。具体的には入ってくる信号(電気)をボディーアースに落とせばいいことになります。

テレビ視聴化はハーネスキットを購入

基本的な作業は配線の変更なので、ハーネスを切って繋げる加工を行うことにより可能ですが、作業には多少の知識と作業スキルを必要とするので誰でも簡単に行える作業ではありません。当ホームページでは出来るだけ簡単に行える作業方法の紹介を心がけているので、今回は以前VTRアダプターを購入したK's System 通信プラザの走行中にテレビが見れるハーネスキットGood!・Navi for EMVを購入し使用してみることにしました。

テレビ視聴化ハーネスキット

今回購入したのは、いくつかある種類のうち、通勤快速ハリアー号(ACU35W)に適合する
「G-BOOK対応DVDボイスナビゲーション付EMV」専用ハーネスキット、型番「TV-050」です。
現行型(H18年1月〜)のHDDナビの場合は使用するハーネス(型番)が変わります。
多分「TV-080」だと思いますが、購入時に改めてご確認下さい。

ハーネスキット取り付け手順

前置きがかなり長くなりましたが、早速作業を開始しましょう!購入したハーネスキットには取付取扱説明書も添付されているので、その通りに作業を進めれば簡単に取り付けができます。取り付ける場所は、EMV画面の裏。EMVへ接続されている車両側ハーネスとEMVの間に割り込ませるかたちで取り付けます。ですからインストルメントセンターパネル周辺は総バラシとなります。楽しみですね〜!

シフトレバー周辺のアッパーパネル外し

インストルメントセンターパネル周辺

まずは作業準備。
作業性をよくするためにセンターコンソールを一番後方まで下げます。
そして純正オーディオを外す際に邪魔になるので、
シフトレバーを「D」レンジへ入れます。
シフトロック解除ボタンを押しながらシフトレバーを動かして下さい。
この時パーキングロックが解除されるので確りパーキングブレーキを掛けて下さいね!
車が動き出しますから・・・。

アッパーパネル
マウスポインタを写真に載せると写真が変わります

最初に外すのはシフトゲート周辺の「アッパーパネル」。
クリップで固定されているだけなので、引き上げれば割とすんなり外せます。
写真のような「内装はがし」が有ると便利ですよ!

少し前の車は内装材の固定に金属製のクリップが使われていたので、
取り付け時にクリップが相手側の樹脂に噛み込み、取り外しが大変でしたが、
最近は樹脂製に変わり取り外しが楽になりました。

シガーライタパネル取り外し

続いてシガーライターが取り付けられているパネルを外します。
こちらもクリップで留められているので、
写真のようにパネル下の隙間へ指を入れ手前に引き抜きます。

シガーライタパネル内側配線の様子
マウスポインタを写真に載せると写真が変わります

このパネルはグレードによりシートヒーターなどのスイッチがあるようですが、
通勤快速ハリアー号はシガーライターのみ取り付けられています。
ハーネスの長さが結構あり、無理に外す必要もなかったのでぶら下げておきましたが、
次第に邪魔になり(^^ゞ その後外してしまいました。

ハリアー純正オーディオ取り外し

純正オーディオ下部固定ボルト位置
マウスポインタを写真に載せると写真が変わります

引き続き純正オーディオの取外し作業に移ります。
まず下から覗き込むと二面幅10mmの六角ボルトが2本見えるのでこれを取り外します。
奥まった場所なのでソケットレンチにエクステンションバーを取り付けて、
ラチェットを使用すると作業が楽です。

純正オーディオ固定ボルト落下防止のコツ

外したボルトが落ちないように下にウエスなどを敷いといた方がいいでしょう。
ボルトの頭にはフランジがあるので、
その部分を上手く押さえて落とさないように取り外して下さいね。

純正オーディオ上部固定ボルト位置
マウスポインタを写真に載せると写真が変わります

今回の作業最大の難所。奥にあるボルトの取り外しです。
このボルトは下から覗き込まないと見えない位置に有ります。
また下から斜め上方向に向けて取り付けられていて、
ボルトも奥まった場所にあるのでエクステンションバーは必要不可欠です。

まずは助手席側のボルトを外すべく作業開始!
ボルトを緩め指先でエクステンションバーを回し、
空回りし始めたのを確認し、そ〜っと工具を引き抜こうとしたところ、

カチッ!、コロ、コロ、コロ・・・。
ボ・・・ボルトが落ちた・・・。(*_*)

ウエスを詰め込み、片手でボルトを押さえようと注意して作業しましたが見事に落下。
内部を覗き込みましたが引っかかっている様子も無く、
下まで落ちたようです。(*_*)
結果的に落ちたボルトは見つけ出しましたが、くれぐれもご注意を!
運転席側は上手く取り外しました。(^^)v

純正オーディオ取り外しの様子

ボルトを4本外したらオーディオユニットを前後左右にゆすると
写真のようにガバッと外れます。
しかしそれ程引き出せる訳ではなく写真の状態でほぼいっぱい、いっぱい。
隙間から手を入れ裏側に差し込まれているコネクターを外します。

純正オーディオを取り外したコンソール

ようやく純正オーディオが外れました。
純正オーディオにはコネクタ4ヶとアンテナのプラグ2本が差し込まれてます。
コネクタには爪があり外れないよう固定されていますが、
爪を確り押し込めばスッと外れるので力は必要ありませんよ。

EMV取り外し

純正オーディオ上部固定ボルト位置
マウスポインタを写真に載せると写真が変わります

ここまで来ればもう少し!
引き続きEMVの本体を取り外します。
EMVを下から覗きこむと純正オーディオを固定していたボルトと同じボルトが
左右に1本づつ、計2本あるのでこれを外します。
この部分は十分なスペースが有るので楽に外せます。
でも、ネジの落下に注意ですよ!(^^)

EMVを固定している下側の爪

ボルト2本が外れたところでEMVをゆすってみます。
下側を固定しているクリップは外れましたが上側が外れません。

EMVの上部は内装はがしで浮かせます

そこでエアコンの噴出し口の部分に「内装はがし」を差込み、
テコの原理で浮かせてみます。

EMVが外れて浮き上がった状態

するとようやくEMV本体が取り外せました。
しかし繋がっているハーネスがオーディオ同様に短い・・・
コネクタを外すのが大変です。
ハーネスは全部で5本繋がっているので頑張って外しましょう!

EMVとオーディオが外れたセンターコンソール

ようやくEMVが外せました!
最初はどうなるかと思いましたが、終わってみれば結構すんなり作業が進みました。

購入したGood!・Navi for EMVの取り付け

取り外したEMVの背面

目的のEMVが外れたので購入したGood!・Navi for EMVを取り付けてみます。
購入したハーネスキットはEMVと車両側ハーネスの間に割り込ませる形で取り付けるので、
事前に取り付ける場所としてEMV本体側でも車両のハーネス側どちらでも取り付けられる訳ですが、
アース線の事を考慮しないといけません。
インストルメントセンターパネル内部にはアースを落とせる適当なボルトやネジが有りません。
ですからハーネスキットはEMVに取り付けて、
EMVを固定しているブラケットにアースを落とした方が作業性は良いでしょう。
ちなみにこのアース線(緑色の電線)を取り付けないと、
走行中にテレビ画像は見ることができないので忘れずに取り付けて下さいね。

ハーネスキットを取り付けるコネクタですが、
コネクタの種類(大きさ)が全て違うので入る場所にしか入りません。
ですから付け間違いは無いはずですが 一応写真を参考にして下さい。

ご注意!

HDDナビの場合、DVDナビとは使用するハーネスキットが違うので、
コネクタの形状や位置が違う可能性がありますので、
そのあたり作業される方はご注意願います。

取り外したEMV背面に取り付けたハーネスキット

ハーネスキットを取り付けたら外した逆の順番で組み立てれば完成です。
くれぐれもハーネスの差込み忘れにご注意を!
忘れても車が動かなくなる事は有りませんが、
またバラすのは大変ですからね!

走行中テレビの視聴ができるか作動確認

さて外した部品を組んだら早速テストしてみましょう!
まずはエンジンを掛けて何時も通りテレビが映るか確認します。
あとハザードやオーディオ、シガーライタも作動するか確認して下さいね。

パーキングブレーキを掛けた状態のTV画面

メーターパネル内にパーキングブレーキの作動灯が点灯していますね。
この状態では以前同様、テレビの映像がEMVに映っています。

次にパーキングブレーキを解除してみます。
ドキドキしますね!(^^)

パーキングブレーキを解除した状態のTV画面

パーキングブレーキを解除しました。
メーターパネル内の作動灯が消えた事が分かると思います。
でもテレビは映ったままですね!

この時点でパーキングブレーキによる制御はキャンセルされた事が確認できたので、
あとは実際に走行して車速による制御もキャンセルされて、
走行中にテレビが映れば作業完了となります。

テレビ視聴化によるEMVとオーディオに及ぼす影響

改造作業を行うと何かと不具合や使いにくくなることがあるので、その影響をまとめてみました。

オーディオ CD、FM・AMラジオ、iPodの作動状況を状況を確認しましたが、全てのソースで以前と変わりなく使えることが確認できました。
カーナビ カーナビは車速の信号も取り入れていますが、ナビのコンピュータはラゲージルームにあり独立して作動しているので、こちらも以前同様に問題なく作動しています。
EMV 普段、走行中は画面に車両情報(燃費情報)を表示させているので、もしかしたらこの作動が止まるかと心配しましたが、影響は全くなし。瞬間燃費を表す黄色のバーはビンビン動いています。
フロント&サイドカメラ こちらは心配というか、カメラの映像が常時表示になってくれないかと期待しましたが、期待に反して全く影響なし。停止または極低速になればカメラの映像を表示し(そのような設定がされている場合)、車速が上がれば自動的にそれまで表示していた画面を表示します。
外部機器 VTRアダプタを使用したiPodの再生も問題なし。映像を確認するためデジカメを接続して走行してみましたが、走行中は常にデジカメの画像を表示しています。

結果的に・・・

使えなくなる機能はなく、全く影響はありません。

走行中にDVDも楽しめるようになります

走行中にDVDを楽しもうと、VTRアダプターを取り付けたのはいいけど、走行中に見ることが出来ずガッカリされたオーナーさんもいるかと思いますが、今回の改造を行うことにより、VTRアダプターからの映像も走行中に表示されるようになります。ですからVTRアダプター経由でDVDプレーヤーを接続すれば、走行中に楽しめるようになりますので、外部機器を接続されているオーナーさんには、今回紹介した改造を行うことをお奨めします。

VTRアダプターの取り付けはこちらのページをご覧下さい。

ハーネスキット取り付け作業時の注意事項

特にDIY初心者の方はご注意して頂きたいのですが、電装関連の改造を行う時は電気のショートを防ぐためにバッテリーのマイナス端子を外すことをお奨めします。できれば絶対に外して!と言いたいところですが、バッテリーを外すと作業終了後にパワーウィンドウやフロントカメラの初期設定を行わなければならなかったり、エンジンのECUの学習内容がリセットされるなど色々面倒です。今回の作業ではマイナス端子は外しませんでしたが、ご自分の判断と責任で作業を行うようにしてください。

今回の改造は外す部品が多くありましたが、それ程苦労することなく予想していた以上に簡単にできました。やはり走行中にテレビが映るのは便利です。以前ハリアーで出かけた時、出先で比較的大きな地震に遭い情報を仕入れようとラジオをつけましたが、自分が居た場所の震度などが分からないことがありました。テレビで情報を掴むことはできましたが、信号待ちなど停車中に操作するのが非常に面倒でした。情報収集能力はやはりテレビの方が上なので緊急時のことを考えると、このような改造も有効だと思います。しかし歴代の所有車すべて走行中にテレビは見れましたが、テレビって見ないんですよねぇ〜。見た記憶がまずない。じゃあ改造した意味ないって?いいんです。改造することも楽しみのうちの一つですから・・・。(^^ゞ

作業難易度
★★★☆☆

専門的な技術や知識は必要ありませんが、外す部品が多いことと、オーディオを止めているボルトを外すのに少しコツが必要です。VTRアダプター取り付け作業よりも難易度は高いです。

作業時間
1時間くらい?

インストルメントセンターパネル周辺をバラシタ経験のある方でしたら1時間も掛からないと思います。初めての方でも道具が揃っていれば1時間程で終わるでしょう。自分は今回数百枚写真を撮っていたので、(^^ゞ 2時間程掛かってしまいました。

必要工具@
ソケットレンチ

オーディオユニットとEMVの取り外しに必ず必要です。2面幅10mmのソケットとエクステンションバー。そしてスピンナハンドルまたはラチェットも必要ですね。ソケットは外したボルトが落ちないよう、マグネットになっているものがいいですね。でもマグネットになっているソケットってあったかな?

内装はがし

このような作業の時しか出番がないので、あまり購入に踏み切れない工具ですね。マイナスドライバーでも代用できますが、傷が付く危険性と使いやすさを考えると、安い物でいいので買っておくとすごく便利です。

プラスドライバー

アースのケーブルをEMVのブラケットへ取り付ける際に使用します。ただし使われているネジはアプセットボルト(プラスドライバーでも回せる六角ボルト)なのでソケットレンチでも代用できます。たしか対面8mm位のボルトだったような・・・。

ハーネスキット紹介
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